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バスルームリトリート。古くなった風呂場を癒やし空間に

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“リトリート”とは、本来は隠れ家や避難という意味の言葉です。近年では、「忙しい日常から一時的に離れてゆったりと癒やされる時間を持ち、心身共にリフレッシュすること」を指す言葉として使われています。本記事では、バスルームを単なる生活空間からリトリートスペースへと変えるためのリフォームアイディアを紹介します。

 

入浴による3つの効果でリフレッシュ

入浴による3つの効果でリフレッシュ

毎日が忙しく、湯船につかる時間が惜しいと感じる人もいるかもしれません。清潔を保つために体を洗うだけならば、シャワーでも十分です。しかし、湯船につかる入浴には温熱作用・水圧作用・浮力作用という3つの作用があり、リフレッシュ効果をもたらします。

 

1:温熱作用

温かい湯船につかることで、毛細血管や皮下の血管が広がり血行が促進されます。少しぬるめのお湯にじっくり10分ほどつかると、副交感神経が優位になり、体の力が抜けてゆったりとした気持ちになるでしょう。心も体もリラックスして温まることで、質の高い睡眠を得られるのです。また、筋肉や関節組織が緩むため肩こりなどの痛みが和らぎ、冷え性の改善にも役立ちます。

 

2:水圧作用

湯船につかると、全身にかかる水圧が血管やリンパを刺激するため、まるでマッサージを受けているような感覚になるでしょう。これにより、血液循環が促進されて新陳代謝が高まり、体内の老廃物や疲労物質が排出されやすくなります。さらに、むくみ解消や美肌効果などが得られるというわけです。

 

3:浮力作用

湯船の中で体が軽くなったように感じる理由が、浮力です。湯船の大きさや湯量にもよりますが、首までお湯につかったときの体重は、約10分の1程度になります。そのため、身体を支える関節や筋肉が休まり、筋肉のこわばりや痛みが緩和されるでしょう。また、浮力による浮遊感は、気持ちを落ち着かせて精神的な安らぎも得られるため、ストレス解消にも効果的です。

これら3つの作用は、湯船につかる入浴だからこそ得られるリフレッシュ効果です。シャワーも良いですが、たまには入浴のメリットをぞんぶんに味わいましょう。

 

バスルームリフォームのトレンドとは

バスルームリフォームのトレンドとは

バスルームのリフォームは、築15~20年が目安です。経年劣化や設備の老朽化が目立つ場合は、リフォームすることで、見た目の改善だけでなく安全性や快適性も向上します。また、子どもの誕生や巣立ちなど、ライフスタイルの変化もリフォームを考える良い機会です。

 

古くなった風呂場を、癒やしとリラックスを提供する“リトリートスペース”へと変えてみませんか。そのために取り入れたい最新のバスルームトレンドを紹介します。

 

高機能バスタブ・シャワー設備

従来のシンプルな浴槽から、多様な形状や機能を持つバスタブが人気です。ジェットバスは、浴槽の側面や底面から気泡や水を噴射して体をマッサージし、心身の回復効果を高めます。自宅にいながらスパのようなぜいたくが味わえる点も魅力の1つです。また、多機能シャワーヘッドや打たせ湯設備、天井から大粒の雨が降り注ぐようなレインシャワー設備など、水圧や水量を調整できるものが注目を集めています。

 

光の演出

バスルームの照明には、光の色合いと明るさを変えられるダウンライト、鮮やかな色彩で幻想的な空間を作り出すLEDライトなど、豊富な選択肢があります。また、従来の天井や壁面に設置するタイプだけでなく、間接照明や湯船の底から光るタイプ、レインシャワーと組み合わせるタイプなど、そのスタイルも多彩です。なかでもLEDライトは省エネで長寿命なだけでなく、お好みの色に変化させることもでき、気分に合わせたバスタイムを楽しめます。

 

バリアフリー

高齢化社会に対応するため、バリアフリー設計も日々進化しています。段差のないバスルーム、滑りにくい床材、手すりの設置などがその一例です。特に滑りにくい床材は、転倒リスクを大幅に軽減し、手すりは移動時の安定性をサポートします。高齢者はもちろん、ケガや病気で思うように動けない人、妊娠している女性や小さい子どもの安全を守るためにも役立つでしょう。

 

スペースの有効活用

従来の狭いバスルームから、広々とした空間を重視するのが最近の人気です。浴槽サイズを大きくしたり、洗い場を広くしたりと快適さを追求するだけでなく、収納スペースを十分に確保することで整理整頓しやすく清潔な空間を保ちます。また、床や壁の色調を工夫することで、空間全体に一体感を持たせ、スタイリッシュで機能的なバスルームになるでしょう。

 

スマートホーム化

スマートホームは、スマートフォンやスマートスピーカーなどを使って、照明や家電、セキュリティ、温度管理などを遠隔操作・自動化することです。お風呂をスマートホーム化することで、次のようなことが可能になります。

 

・遠隔操作:お湯張り、湯温・湯量コントロール、浴室の温度調整など
・自動洗浄:浴槽の自動洗浄、床の自動洗浄・除菌など

 

リビングや自室からはもちろん、外出先からも操作できるため、帰宅後すぐにお風呂に入ることができます。また、お風呂洗いは暑い季節も寒い季節も大変なものです。浴槽や洗い場の床を自動洗浄する機能があれば、いつでも清潔なバスルームを保てます。

 

リフォームでバスルームをより極上の癒やし空間に

リフォームでバスルームをより極上の癒やし空間に

毎日使うバスルームを、心身共にリフレッシュできる特別な空間に変えてみませんか。

 

広々としたバスタブにゆったりとつかり、1日の疲れを癒やすぜいたくなバスタイムを楽しみましょう。また、壁や床に水や汚れが残りにくい素材を使ったり、スマートホーム化で自動洗浄機能をつけたりすれば、手間をかけずに清潔を維持できます。

 

バスルームのリフォームは、単なる改装ではありません。あなたの暮らしを豊かにするための投資です。自宅に極上のリトリート空間を作り、至福のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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