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住まいのリフォームを考える最適なタイミング

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住まいのリフォームが必要なタイミングは、それぞれの家族構成や在宅時間などの暮らし方によって違うものです。しかし、そろそろリフォームを検討すべき「目安」は知っておいたほうがよいでしょう。目安を知っておくことで、住まいの快適さを保つための最適なリフォームタイミングがわかります。

 

リフォームを検討すべきタイミングの目安とは

お住まいの住宅について、リフォームを考えたことはありますか?

「設備が壊れてしまい、修理が必要になった」「掃除をしても落ちない汚れや変色が目立ってきた」といった不具合が、リフォームを検討するきっかけになったという方が多いのではないでしょうか。

 

実は、リフォームには大きく分けて4つの目的があり、それぞれに最適なタイミングが異なります。どのような目的があるのか、見ていきましょう。

 

リフォームの目的【1】修理・補修

実際に破損や故障が起こっているケースでは、不具合に気づいたそのときが最適なリフォームタイミングです。

 

状況によっては、かんたんな修理や部品交換で不具合が解消するケースも多いでしょう。しかし、不具合を放置してそのまま使い続けると、修理不可能なほどに壊れたり、他の部分にまで悪影響が出たりする恐れがあります。特に、水回りや火を使う部分は、漏水や漏電、火災など重大な事故につながる危険性が高いため、異常を感じたらすぐにリフォーム会社に連絡することが大切です。

 

リフォームの目的【2】ライフスタイルの変化

リフォームには、結婚や出産、あるいは子どもの独立といった「ライフスタイルの変化」をきっかけに部屋を作り替えるというケースもあるでしょう。また、家族の療養や介護に備えてバリアフリー化したいといった要望も多くあります。

 

このようなリフォームは、「必要性を感じたとき」が実行すべきタイミングです。もともとの間取りによっては、思ったよりも安価かつ短期でリフォームが完成するケースもあります。「こうなったらいいな」と思った時点で、まずは相談してみることをおすすめします。

 

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リフォームの目的【3】環境のグレードアップ

グレードアップとは、床暖房やオール電化の導入など、住まいの使い勝手をよりよくするためのリフォームです。ほかにも、システムキッチンの設置やウッドデッキの増築、和室を洋室やフローリングに変更したいなど、さまざまなパターンがあります。ペットが快適に過ごせるように、キャットウォークを設置するというケースも珍しくありません。

 

このような目的でのリフォームも、思い立った時に検討することをおすすめします。実行までに時間的な余裕があるケースが多いので、希望をかなえるためにどのような方法があるのか、じっくりと比較検討するのもよいでしょう。

 

リフォームの目的【4】維持・メンテナンス

リフォームには、ある程度の出費が必要です。そのため、「まだ壊れていないのにリフォームするのは、もったいない」と感じる方も少なくないでしょう。

 

しかし、設備の消耗部品の交換やオーバーホール、定期的な処理など、「壊れないため」のメンテナンスを目的としたリフォームもあります。こまめにチェックすることで決定的な破損や故障を防ぎ、結果的に大きなコストがかからずに済むでしょう。

 

メンテナンスのタイミングについては、以下に目安を紹介します。暮らし方によって、多少の差は生じますが参考にしてください。

 

築10~15年

10年以上経過すると、水回りや建物のベースがいたみ始めます。目立った不具合がなくても、専門家にチェックしてもらっておくとよいでしょう。

・トイレ、洗面台の買い換え

・ガス給湯器、エコキュート、太陽光発電システムなどの部分的な買い換え

・ビルトインコンロ、IHクッキングヒーターなどの買い換え

・天井、壁のクロス貼り替え

・外壁、屋根の塗り替え

 

築15~20年

築15年以上では、設備全体に不具合が起こり始めます。ここまで使い続けて生じた不具合は、修理よりも交換の方が安くできる可能性もあります。20年近く前の最新設備より進化したものが出ているでしょうから、いっそグレードアップを考えるのもよいでしょう。また、一般的に5~10年周期で行う処置や部品交換について、2巡目のチェックが必要な時期でもあります。

・システムキッチンの買い換え

・システムバスの買い換え

・フロアタイル、クッションフロア、畳などの張り替え《2巡目》

・レンジフード、ビルトイン食洗機の部品交換《2巡目》

・シャワーヘッドなどの買い換え《2巡目》

・シロアリ防除など《2巡目》

 

築20~30年

新築から20~30年が経過する頃には、多くのご家庭でライフスタイルの変化が訪れるのではないでしょうか。また、15~20年目に買い換えた設備の修繕・交換なども視野に入れる必要があります。そのため、大がかりなリフォームに発展するケースが多いでしょう。

・家全体の大規模なリフォーム、間取り変更など

・バリアフリー化など

 

リフォームが必要かどうかをプロに相談

リフォームは、修理が必要なときだけの選択肢ではありません。消耗品の交換やメンテナンスをこまめに行うことで、住まいの快適さを維持できます。住まいの環境は、家族の健康や生活の質に直結します。ぜひ、本コラムで紹介した目安を参考に、住まいをチェックしてみてください。

 

チェックの際には、リフォーム専門家と一緒に行うことをおすすめします。見逃しやすい不具合の兆候もプロの目でしっかりととらえ、早期処置につながることもあるでしょう。また、リフォームのなかには、まとめて行うことで工期やコストを削減できるものもあります。

まずは「どうしたいのか」を、お気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

 

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