ユニットバス
ユニットバスの誕生話
ユニットバスの歴史は古く、1963年に誕生しました。
1963年は東京オリンピックの前年。
オリンピックを楽しみに来日される多くの方々を受け入れるために、ホテルニューオータニが建設されたのですが、その建設工期を短縮するために開発されました。
当時の日立化成工業(現ハウステック)と東洋陶器(現TOTO)が携わり、1000台以上ものユニットバスを設置したとの事です。
※一般住宅向けには同じく1963年に北海酸素(現:エア・ウォーター)が最初です。
当時の日本の住宅は「在来タイル浴室」が主流で、交換・修理にはとても手間がかかり、施工日数も数日間かかっていました。
著者の幼少の記憶では、自宅の浴室が故障すると、近所のお風呂に家族で入りに行ったり、銭湯に行ったりと、何日も家の風呂には入れませんでした。
しかし、ユニットバスは、防水性の高い素材でできているパーツを工場であらかじめ成型しておき、現地で組み立てる組み立て方式なので、施工日数が短くてすみます。また、ユニットバスの箱自体が防水仕様なので従来の在来工法に比べて長持ちします。
元々は新築やホテル用に作られたユニットバスですが、リフォーム用として普及し始めたのが約40年位前です。
ユニットバスのメリットは、
- 掃除がしやすい
- 優れた気密性
- バリアフリーデザイン
- 工期が短く済む
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